結婚式二次会や忘年会などの宴会ゲームとして定番のビンゴ大会。景品の選び方や渡し方、ビンゴの掛け声など進行方法を工夫することで、ビンゴ大会はさらにパーティーを盛り上げる方法となるでしょう。とはいえ、宴会のたびにビンゴゲームはもう飽きた…という方も少なくないですよね。ここでは、ビンゴ大会を盛り上げる方法として役立つテクニックや、ビンゴに代わるおすすめの宴会ゲームをいくつかご紹介します。
ビンゴ大会を盛り上げる方法①景品のラッピング
たいていのビンゴ大会では、数字がそろった方から好きな景品を取っていく方法が採られています。早い者勝ち方式では終盤にめぼしい景品が残らないため、ゲームが進むにつれて空気が盛り下がってしまうこともありがちです。景品の出し方に工夫をして、ビンゴ大会を活気づけましょう。
おすすめなのが、景品をラッピングする方法です。
ひと目で中身がわからないように品物を包み、ビンゴした方から景品を選んでもらいましょう。景品をラッピングしていれば、最後まで高額商品が残る可能性があります。数字がそろうのが遅かった方にもチャンスが回ってくるため、ゲームは大いに盛り上がるはずです。
中身のわからない景品は、包みの大小やラッピングの色柄などを見ながら直感で選ぶしかありません。この状況を逆手にとって、あえて小額の景品を大きな包みに入れたり、高額の景品を質素なラッピングにしてみたりしましょう。
景品の内容を表すキャッチコピーをラッピングに添えておくのもおすすめです。キャッチコピーを読んで中身を推理する楽しみも生まれます。当選者に中身の予想を発表してもらってから景品を開封することで、もうひと盛り上がりが期待できます。
ビンゴ大会を盛り上げる方法②ビンゴ大会を成功に導く司会者のテクニック
ビンゴ大会では、進行する司会者のテクニックも重要になってきます。司会者の人数をふたりにすると、よりスムーズな進行も可能になります。ひとりはメインで場を回し、ひとりはサブとしてアシスタントする形がおすすめです。
場合によっては、司会がはじめてという方がゲームを進行する役割につくこともあるでしょう。進行役に慣れていない方でも、難しく考えすぎる必要はありません。声のトーンを明るくし、テンポ良く進行していけば問題なく場が回ります。しゃべりに自信がない方は、パーティーグッズで見た目を飾り立てるのも有効です。見た目がトークのきっかけになるためです。
景品選びのタイミングは、司会者の腕の見せどころです。景品をラッピングしている場合は、選んでいる方に中身の予想を聞いて場を盛り上げましょう。景品をラッピングせず公開する場合は、司会者がひとつひとつのアイテムを紹介してからゲームをはじめるのがおすすめです。値段の低い商品から紹介していき、徐々に豪華賞品を公開していくことでゲームへの期待も高まっていくでしょう。
ビンゴ大会を盛り上げる方法③音と照明でもっと魅力的なビンゴ会場づくり
ビンゴ大会がはじまったら、華やかなライトアップで会場を明るくしましょう。ミラーボールが借りられる場所であれば積極的に使ってみてください。BGMは元気の良い曲を選び、にぎやかな雰囲気に仕立てましょう。
ゲーム中は照明を明るくしつつ、景品を選んでいるタイミングは暗くすることでドキドキ感を演出できます。定番のドラムロールBGMを用意しておけば、景品の開封がさらに盛り上がります。
高額商品が開封されたときには、派手な音楽と照明で、特別感を出すことがおすすめです。ドラムロールからのファンファーレは、ベタですがテンションが高まる組み合わせです。クラッカーを鳴らすと、にぎやかで楽しい雰囲気が出るでしょう。
ビンゴ大会を盛り上げる方法④ふたり一組になってゲームに参加するペアビンゴ
変わり種として、ふたり一組になってゲームに参加するペアビンゴもおすすめです。ペアビンゴでは2枚で一組のカードを用意し、ふたりでビンゴに参加します。ふたりともビンゴしたら景品をゲットできるミニゲームにチャレンジできるようにすれば、通常のビンゴよりもさらにゲーム性が高まるのではないでしょうか。
ミニゲームは見た目の動きが派手でルールが単純なものがおすすめです。手押し相撲や風船割り、マシュマロキャッチなどであれば場所を取らずにゲームができるでしょう。ペアビンゴのときは、ふたりで使える景品もいくつか用意しておきましょう。テーマパークや温泉のペアチケットやおそろいの食器、ふたりで行けるレストランの食事券などもおすすめです。
ビンゴ大会を盛り上げる方法⑤ビンゴした後に+αの演出
もう少しこだわりたい、ひと味違ったビンゴ大会を演出したいという方は、通常のビンゴゲームの後に+αの演出を加えてみましょう。
例えば、景品を選ぶ際にくじ引きを導入してみてはいかがでしょうか。くじを引いて景品を当てるようにすれば、あとの順番の方にも高額商品を当てるチャンスが残ります。また、カードにあいた穴がもっとも少なかった方に残念賞を進呈するのもおすすめです。特賞ほど豪華なものでなくとも、少しだけ高価な商品をセレクトすれば意外性が出て喜ばれます。
結婚式二次会でビンゴ大会を盛り上げる方法
結婚式二次会を盛り上げる余興の1つにビンゴ大会があります。ここでは結婚式二次会で行うビンゴ大会に絞って盛り上げる方法をお教えしていきます。
結婚式二次会でビンゴ大会を盛り上げるための大前提
二次会でビンゴ大会を盛り上げるための大前提としては、数字を順に読み上げていき、ビンゴになった人から順に1等、2等と景品を渡していく…というようなやり方はしないということです。ただ単に数字を読み上げて行き、ビンゴになった人に景品を渡していくだけでは、結婚式二次会ではなく、ただの宴会ゲームやプレゼント大会になってしまいます。豪華景品を用意すれば当然ビンゴ大会は盛り上がりますが、結婚式二次会では、ゲストが主役である新郎新婦よりもビンゴの数字が書かれた数字表の方にばかり注目してしまうようなことがあってはいけません。
結婚式二次会では、主役である新郎新婦に注目を集めつつ、ビンゴ大会を盛り上げるということが大切です。「新郎新婦」という主役をビンゴ大会の盛り上げ役として活用しない手はありません。
「ビンゴ」の掛け声の判定を新郎新婦が行う
結婚式二次会で行うビンゴ大会では、新郎新婦にもビンゴゲームに参加してもらうようにすることが肝心です。例えば、数字が揃ったときに叫ぶ「ビンゴ」という掛け声の大きさや、言い方の面白さなどを新郎新婦に判定してもらい、新郎新婦が合格と言うまで「ビンゴ」を繰り返し叫んでもらうというような追加ルールです。
「ビンゴ」の代わりに新郎新婦に関連するような別のキーワードを叫んでもらうという方法もあります。叫んだキーワードが何のことなのか、ビンゴとなって呼ばれた方にマイクを向けて、短い質問や簡単な会話をはさむこともビンゴゲームを最後までマンネリ化させない方法の一つです。
ビンゴ大会の目玉となる豪華景品の当選者を新郎新婦が決める
ビンゴ大会を盛り下げてしまう原因の1つに、ビンゴになった順番に景品を渡してしまうということが挙げられます。ビンゴ大会の前半で、目玉となる豪華商品が誰かの手に渡ってしまっては、後半のビンゴ大会は否応無しに盛り下がります。
そこで、ビンゴになった人は前に呼び寄せる(又はその場で起立)までにしておき、景品の数分の人数となったところでビンゴを終了し、そこから景品抽選会を行うという方法がおすすめです。結婚式二次会であれば、新郎新婦にくじを引いてもらい、目玉となる豪華景品の当選者を決めてもらうなど、新郎新婦を巻き込んだ抽選会にすると良いでしょう。
時間に余裕があるようであれば、新郎に対して「新婦の好きなところを可能な限り挙げてください。」のような質問をし、その回答数と同じ数字が含まれたビンゴをしている方から景品を渡していくというような、結婚式二次会ならではの演出を取り入れるのもおすすめです。
ビンゴに代わるゲームのご紹介
結婚式二次会や宴会ゲームとして大定番のビンゴゲームですが、「宴会のたびにビンゴゲームはもう飽きた…」という方も少なくないですよね。そもそもビンゴゲームが宴会ゲームとして定番化した理由は、①参加者全員が楽しむことができる簡単なゲームであること、②誰もがすぐに理解できる簡単なルールであること、③事前に用意するものが少ないことです。ビンゴに代わるゲームとしては、同じような条件で楽しめるゲームでなければいけません。ここでは、ビンゴゲームに飽きたときにおすすめしたい、ビンゴに代わるゲームをご紹介します。
ビンゴに代わるゲーム①100円玉じゃんけん大争奪戦ゲーム
ビンゴに代わるゲームとしておすすめなのは「100円玉じゃんけん大争奪戦ゲーム」です。じゃんけんのやり方は誰でも知っているため説明が不要、また100円玉を使ったじゃんけんゲームは大人数が同時に参加することができるのでおすすめです。
▶100円玉大争奪戦ゲームの詳しいやり方はこちら(https://www.giftstyle.jp/game/537/)
ビンゴに代わるゲーム②宝くじ抽選会ゲーム
100円玉じゃんけん大争奪戦ゲームよりも、さらに運試しの要素を増やし、二次会や宴会のゲーム大会を盛り上げる方法の1つに「宝くじ抽選会ゲーム」があります。
宝くじ抽選会ゲームとは、参加者に事前に数字が記載された宝くじを配っておき、そこに書かれた数字と抽選会で選ばれた数字が一致した人が景品をもらうことができるという簡単なルールのゲームです。
抽選会では、二次会や宴会の幹事や進行役が抽選を行い、数字が記載されたくじを引いてその数字を読み上げていきます。結婚式二次会では抽選、読み上げ役として新郎新婦に活躍してもらうと良いでしょう。
この宝くじ抽選会ゲームをさらに盛り上げる方法としておすすめなのは、連番となる宝くじを用意しておくことです。具体的には、6桁の宝くじを作る場合は、「935821、935822、935823…」のように1の位だけが違う宝くじを作ります。そして抽選によって選ばれたくじを上の桁から読み上げていくのです。この例で言えば、「9」「3」「5」「8」「2」、の順に読み上げていきます。すると、「自分が当選するかもしれない!という方が複数名現れることで盛り上がります。
この宝くじ抽選会ゲームにおいても、宝くじに当たった人から順番に豪華景品を渡していってしまうと、後半になって景品のランクが下がるにつれて会場が盛り下がってしまうため、一番最後にまとめて景品当選者を発表するなどの工夫をすることが大切です。
まとめ
ビンゴ大会を盛り上げる方法や演出、ビンゴに代わるゲームなどをご紹介してきました。ビンゴ大会を盛り上げる方法としては、景品の選び方にひと工夫加え、ゲーム性を高めましょう。目録形式の景品は、ラッピングしてしまえばどういったものかわからなくなるためシークレット扱いするのにおすすめです。さらに、せっかく豪華な景品を用意していても、ビンゴ大会が盛り上がらなくては意味がありません。司会者のトークで場を盛り上げることはもちろん、照明や音楽などで雰囲気を変えるだけでもゲームの進行にメリハリが生まれます。ビンゴ大会の景品をくじ引き制にしたり、ふたり一組のペアビンゴを行ったりすることでもマンネリ感がなくなるので、パーティーを盛り上げる方法として活用してみてください。