二次会を盛り上げる大切な演出にBGMがあります。
会場が無音では、ゲストの雰囲気が重々しくなり、司会も進行しづらくなってしまうからです。
BGMは新郎新婦のリクエストを聞き、司会とも相談しながら、二次会のスタイルに合った曲をまとめるといいでしょう。
会場にも音源をどういう形で用意したらいいか確認します。
ただし、似たような曲調ばかりを流すのはNG。
ゲームなどでスムーズな進行を重視したいときはアップテンポの曲、歓談中はゆったりとした曲にするなど、メリハリをつけましょう。
曲は多めに用意しておくと安心です。
【BGMを選ぶポイント】
□新郎新婦の好みを聞く
披露宴と同じ曲を使いたくなかったり、この曲は必ず入れたいという場合もあるので、新郎新婦にリクエストを聞いておきましょう。
具体的な曲がない場合は、テーマやイメージを聞いておくだけでも参考になります。
選曲が決まったら、新郎新婦に聴いてもらうことも忘れずに。
□全体のテーマを決める
シーンごとに曲を決めるだけでは、二次会に統一感がない印象をゲストに与えてしまいます。
二次会のスタイルに合わせて、曲のテーマを決めておくといいでしょう。
テーマは、新郎新婦からイメージするものでも、季節や二次会のテーマカラーでもOKです。
□シーンに合った曲を選ぶ
新郎新婦の入場、乾杯、セレモニー、ゲーム、歓談など、それぞれの場面に合う曲を選ぶことが大切。
たとえば、開宴前や歓談中は、ゲストがリラックスできるゆったりとした曲を選び、入場や乾杯では、パッと華やぐ印象的な曲を選ぶなど、そのシーンにふさわしい曲を選びましょう。
□別れの曲などはNG
別れや不倫、再婚をテーマにした曲など、お祝いにふさわしくない曲は避けましょう。
いくらいい曲であっても、新郎新婦やゲストに不快感を与えてしまいます。
とくに洋楽や歌詞のないクラシックなどは、要注意。
きちんと歌詞や曲の意味を調べてから使いましょう。
\MEMO/
音量に強弱をつけて盛り上げる
二次会のBGMを流すときに気をつけたいのが、シーンに合わせてボリュームに強弱をつけること。
「乾杯」のかけ声のあとにBGMがパッと大きくなれば会場が一体となり盛り上がります。
また、歓談中などはボリュームを落とします。
新郎新婦のセレモニーなど注目を集めたいときは、ボリュームを上げてみましょう。