二次会のスタイルに合わせて考えよう
4タイプのイベントを組み合わせる
二次会で行うイベントは、次の4タイプ。
スタイルに合わせてバランスよく取り入れ、ただの飲み会にならないよう、メリハリをきかせましょう。
◎セレモニー / 挙式、披露宴で新郎新婦が行うものの二次会版。
◎余興 / ゲストへ事前に依頼し、祝辞や得意な芸などを披露してもらいます。
◎サプライズ / 新郎新婦やゲストに内緒で準備し、当日アッと驚いてもらうためのイベント。
◎ゲーム / 景品を用意し、ゲストが一体となって楽しむイベント。
≪イベントのアドバイス≫
●siyle A●イベントも定番がおすすめ
いろいろな顔ぶれが集まる二次会では、セレモニーはケーキ入刀、余興はスピーチや寸劇、ゲームはビンゴ、などイベントも定番のものがおすすめです。
サプライズは手紙やDVDなど、大がかりではないものに。
●siyle B●常に新郎新婦を中心に考える
セレモニーを少し多めにし、披露宴の雰囲気を。
新郎新婦のことを知ってもらうよう、友人からのビデオなど、二人のエピソードをたくさん披露できるイベントを行って。
ゲームは新郎新婦クイズがおすすめです。
●siyle C●自然に話せるきっかけをつくる
かしこまったイベントは避け、男女で盛り上がれるものを。
会場を動きまわるゲームがおすすめです。
ゲストが異性を見る機会をさりげなく作ってみるといいでしょう。
●siyle D●少人数だから楽しめるものを
新郎新婦のこだわりを知り抜いたゲストによる余興や、新郎新婦ならではのお宝を会場で探すゲームなど、価値観の近い少人数だからこそできるイベントを。
新郎新婦との相談を密にして準備を進めましょう。
●siyle E●高級感を出すことが大切
シャンパンタワーやプロによる演奏、ショーなど、高級感を大切にしたイベントを。
ゲームも映像をモニターに映し出すなどの演出の工夫が必要です。
他にも、料理などに予算をかけても。
●siyle F●くつろぎながら楽しめるものを
歓談の時間を大切にするため、歌や寸劇などの余興は行わないのもがおすすめ。
全体で盛り上がれる、タイムカプセル作りやシンプルなゲームなどでゆったりと楽しむことをめざしましょう。
司会者にはインタビューで会場を盛り上げてもらおう
イベントを盛り上げるコツは、進行しながら、要所にインタビューをはさみこむこと。
もっともインタビューをしやすいのは、新郎新婦です。
イベントの感想をきいたり、ゲストを紹介してもらったり、ちょこちょこと登場してもらいましょう。
さらに、余興やゲームの参加者、景品をゲットした勝者、個性豊かな目立つ人をつかまえてインタビューを。
前もって、新郎新婦にノリのいいゲストをリサーチしておきます。
NGなのは、ゲストによって態度を変えること。
どのゲストに対しても同じ態度と話し方で接します。
みんなが会に参加しているという一体感をつくれるよう、ひとつのグループにインタビューを集中させないことも大切です。
≪インタビューのポイント≫
□答えやすい質問を
ゲストの名前や新郎新婦との関係などからインタビューをスタートし、なるべく具体的な内容で相手が答えやすい質問をするよう心がけましょう。
ゲームへの意気ごみ、もらった景品の感想、新郎新婦への祝福の言葉、美味しかった料理など、ゲストみんながわかる内容の質問になるよう工夫しましょう。
□しつこく聞かない
ゲストのなかには、あれこれ聞かれるのが苦手な人もいます。
笑いをとりたいからといって、しつこくつっこむと、かえって場の雰囲気を悪くしてしまいます。
また、本人が気まずそうな話題をいつまでも聞くのもやめましょう。
相手の様子を見て判断し、イベントの進行に切りかえることが大切です。
□最後に必ずお礼を
カジュアルな場であっても、礼儀は欠かさないこと。
インタビューをする際は、協力してくれたことに対して「○○さん、ありがとうございました」と必ずお礼を伝えて終えましょう。
さらに、「みなさん、○○さんに拍手を」など、周りのゲストからの拍手を促せば完璧です。