進行表を把握して新郎新婦に取材
●二次会のスタイルについて幹事と打ち合わせ
司会と幹事は進行表をもとに、細かな打ち合わせをしていきます。
スピーチや余興をお願いする人の氏名や会社名、ゲームやサプライズの内容、時間配分など、それぞれの項目について不明な点がないように確認しましょう。
細かな点のチェックもさることながら、二次会のスタイルの確認も重要です。
ハイセンスなパーティーにしたいのか、アットホームで和やかな会にしたいのかなど、新郎新婦の意向に添えるよう、十分に打ち合わせをしておきましょう。
●新郎新婦のことをだれよりも知っている存在に
新郎新婦のことをゲストに伝えるのは司会者の役割。
生年月日から家族構成、出身地、生い立ち、趣味、現在の仕事や人柄など、細かく取材しておきましょう。
友人としてすでに知っていることもあるでしょうが、間違って記憶していることや勘違いもありがちです。
再確認の意味も含めて、もう一度本人たちに聞いておくようにしましょう。
ふたりの出会いや第一印象、交際中のエピソードなども掘り下げて取材しておくこと。
ふたりのことをだれよりもよく知っている司会者は、心の通ったメッセージを伝えることができるはず。
可能であれば、新郎新婦に取材するときは、幹事も一緒に同行すると、情報を共有できるのでベストです。
新郎新婦への取材項目
<ふたりのこと>
台本を作るうえで新郎新婦の情報は欠かせません。
ネタは多いほうが困らないので、新郎新婦それぞれに細かく掘り下げて聞くようにします。
ただし、ふせておきたいことがある場合は、そのことにはふれないよう注意が必要です。
□名前(フルネーム)・生年月日・出身地
□ふたりが出会った時期と場所
□そのときの相手の第一印象
□付き合いはじめた時期ときっかけ
□印象的なエピソード
□結婚を意識しはじめた時期と決め手
□プロポーズの場所と言葉
□趣味や特技
□現在の職業
□相手の一番好きなところ
□相手に直してほしいところ
□どんな家庭を築きたいか
□お互いの呼び名
<二次会のこと>
幹事が進行表を作るときに、すでに新郎新婦の意向を聞いていますが、確認をする意味でも新郎新婦に取材しておきましょう。
□どんな二次会にしたいか
□ゲストの顔ぶれ
□いちばんこだわりたいところ
□イベントでやりたいこと・やりたくないこと
□乾杯の音頭をとる人の名前と新郎新婦との関係
□余興などを頼んでいる人の名前と新郎新婦との関係
□インタビューなどをしたときにノリのいい友人
□避けてほしい話題
□司会者として自分に求めること