豪華目玉景品で「お肉」や「カニ」などは見たことある方もいるかもしれません。今回、ご紹介させて頂くのは、インパクト重視のあの景品。当選した人も驚く事間違いなし？それは、「北海道直送 鮭 丸ごと1匹」です。
鮭の旬は今？
日本人が良くよく食べる魚にあげられる魚の一つに「鮭」があります。この鮭の旬はまさに今。食欲の秋ともいわれるまさに秋から冬に変わる今頃。鮭の歴史はとても古く、日本の東あたりの各地の貝塚から鮭の骨が発見されていたことは、有名ですね。縄文時代から食べられていた事が分かります。鮭は、川の上流で卵からかえり、川を下って3年から4年ほど海で成長し、自身の生まれた川に産卵の為に戻ってくるのが、秋から冬になります。
鮭の呼び方
鮭にはいろいろな種類がいて、国産で最も多く採れるのが「白鮭（シロザケ）」です。この「白鮭」の事を主に鮭と言っています。また、この白鮭にも時期によって呼び方が異なります。成熟前にもかかわらず産卵前の群れの鮭に紛れ込んだまだ、若い鮭を「鮭児（ケイジ）」と言います。この鮭児は実は幻の魚と言われるほど。その漁獲量は鮭１万匹に対してわずかに１～２匹程度になります。また、一般的な鮭は日本の河川で生まれ産卵の為に日本の河川に帰ってくるものを指しますが、鮭児はロシアのアムール川系で生まれた鮭で日本の鮭の群れとアムール川で生まれた子供の鮭が紛れ込んで日本に一緒に泳いで来て漁獲されたものを指します。
また、初夏に沿岸を回遊する鮭を「時不知（トキシラズ）」。この時不知は、通常9月から11月頃に定置網で採れる鮭とは違い、5月から7月頃の回遊時期に流し網により沖合で採れる鮭の事を言います。一般的に秋に取れる鮭が違う時期に取れる事から時を知らない鮭、時不知と言われています。鮭は産卵に近づくと脂が抜けてしまいますが、時不知は体に脂肪分がたっぷりと蓄えられているので焼くとふっくらやわらかくとてもおいしいです。栄養素も豊富でビタミンやミネラルも多く含まれているので機会があれば一度はご賞味いただきたい逸品です。
オホーツク海などを数年ん回遊した後に産卵時期の秋に日本の河川に戻って来る鮭を「秋鮭」と言います。この秋鮭は、地域によって、鮭は秋の味覚という事をさすように「秋味（あきあじ）」と呼びます。いわゆる「新巻鮭」という名前で販売されている鮭になります。
鮭の良いトコロ？！
鮭には、ビタミンが多く含まれていて、EPAやDHA、ビタミンDが含まれています。これは豚肉や牛肉にはない栄養素になります。EPAやDHAは魚の脂に含まれている成分で、脳血栓、動脈硬化、心臓病などの予防効果があり、頭が良くなると言われています。また鮭の卵から作られる「筋子」や「いくら」もEPAやDHAが特に多く含まれています。また、「筋子」や「いくら」に含まれているコレステロールにはEPAが多く含まれているので動脈硬化などへの心配がないと言われています。
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